お尻から足にかけての痛みやしびれでお悩みではありませんか?
このような症状は「坐骨神経痛」と呼ばれることがあります。坐骨神経痛は病名ではなく、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて現れる痛みやしびれなどの症状を表す言葉です。片側だけに症状が出ることもあり、立ち上がる動作や重い物を持った際に症状が強くなる場合もあります。
坐骨神経痛の原因はさまざまで、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、神経への刺激、梨状筋周辺での神経の圧迫などが関係すると考えられています。そのため、「腰だけが原因」とは限らず、身体全体の状態を確認することが大切です。
近年の研究やガイドラインでは、症状に応じて無理のない範囲で身体を動かすことの重要性が示されています。一方で、しびれの悪化や筋力低下、排尿・排便の異常などがみられる場合は、速やかに医療機関へ相談することが推奨されています。
当院では、症状のある部位だけでなく、腰や股関節、下半身全体の動きを確認しながら施術を行っています。また、再発予防のためには施術だけでなく、日常生活での身体の使い方やセルフケアも重要だと考えています。
特に、介護や力仕事などで重い物を持つ機会が多い方は、腰だけで動くのではなく、股関節や膝を使いながら身体全体で負担を分散させることが大切です。同じ姿勢や動作を長時間続けることも身体への負担につながるため、適度に身体を動かしたり、ストレッチを取り入れたりすることもおすすめです。
足の痛みやしびれが続いている方は、そのまま我慢せず、ご自身の身体の状態を把握することから始めてみましょう。症状の原因や身体の使い方を見直すことが、快適な日常生活への第一歩になるかもしれません。