ぎっくり腰は、突然腰に強い痛みが生じ、その場から動けなくなることもある急性腰痛です。「腰に電気が走った」「グキッとした」と表現されることが多く、ドイツでは「魔女の一撃(Hexenschuss)」とも呼ばれています。
できることなら避けたいぎっくり腰ですが、近年の研究では、適度な運動が腰痛の改善や再発予防に役立つ可能性が示されています。運動療法に関する多くの研究をまとめたレビューでは、ウォーキングや運動習慣が腰痛の再発リスクを減らし、ピラティスや運動制御エクササイズ、ヨガなどが痛みや日常生活への支障を改善する可能性が報告されています。
運動が腰痛予防に役立つ理由として、
✅ 筋肉の機能向上
✅ 血流改善
✅ 関節の柔軟性向上
✅ 痛みの感じ方の正常化
✅ 動作への自信の回復
などが考えられています。そのため近年の腰痛ガイドラインでは、必要以上の安静よりも、無理のない範囲で体を動かすことが推奨されています。
特に注目したいのが、インナーマッスルの強化です。腹横筋や腸腰筋などの深層筋は「天然のコルセット」とも呼ばれ、腰を安定させる重要な役割を担っています。
ご自宅で簡単にできるトレーニングとしておすすめなのが「ドローイン」です。
【ドローインのやり方】
① 仰向けで膝を立てる
② 鼻から息を吸う
③ 息を吐きながらお腹をへこませる
④ 呼吸を止めずに10秒程度キープ
ポイントは、腰を反らせず下腹部に力を入れることです。背中の下に手を入れ、その手を軽く押しつぶすイメージで行うと感覚をつかみやすくなります。
ぎっくり腰は完全に防げるものではありませんが、日頃から適度な運動とインナーマッスルのトレーニングを続けることで、発症リスクの軽減や再発予防が期待できます。腰痛でお困りの方は、お気軽にかもい名倉堂接骨院・よこすか名倉堂整骨院へご相談ください。