夏休みは部活動やスポーツの練習量が増える時期です。サッカー、陸上、バスケットボールなど、走る・跳ぶ動作が多い競技では、知らないうちにアキレス腱へ大きな負担がかかっています。特に暑さによる疲労でフォームが崩れると、さらに負荷が増え、アキレス腱炎を発症しやすくなります。
アキレス腱炎は、ダッシュやジャンプ、急な方向転換などを繰り返すことで起こるスポーツ障害です。「少し痛いけれど練習できるから大丈夫」と我慢してしまう方も多いですが、症状が悪化すると長期間の運動制限が必要になることもあります。
研究では、サッカーや陸上競技など走る・跳ぶ動作が多い競技ほど発症しやすく、練習量の急激な増加や過去のアキレス腱炎の経験がリスク要因と報告されています。アキレス腱には運動中に体重の数倍の負荷がかかるため、疲労の蓄積によって小さな損傷が繰り返され、痛みや朝のこわばりなどの症状につながると考えられています。
予防のポイントは、①練習量を急激に増やさない、②ふくらはぎの筋力トレーニングを行う、③朝の痛みや違和感を放置しないことです。特に「歩き始めだけ痛い」「動くと楽になる」といった症状は初期サインの可能性があります。
違和感を感じた際は無理をせず、早めにケアを行うことが大切です。日頃のセルフケアと適切な運動管理で、ケガの予防と快適なスポーツライフを目指しましょう。