【野球肩を予防するために大切なこと】
野球肩は、投球動作の繰り返しによって肩に負担が蓄積し、痛みや機能低下を引き起こすスポーツ障害です。特に肩関節、ローテーターカフ(腱板)、肩甲骨、体幹・股関節の機能が深く関係しています。
研究では、肩の内旋可動域の低下(GIRD)、肩周囲の筋力低下、肩甲骨の動きの異常が肩障害のリスクを高める可能性が示されています。また、肩周囲の筋力トレーニングや予防プログラムの実施は、肩のケガ予防に役立つことが報告されています。
野球肩を予防するためには、肩の柔軟性維持、肩周囲筋の強化、肩甲骨の機能向上、適切な投球フォームの習得が重要です。特にローテーターカフと肩甲骨がうまく機能しないと、肩への負担が増加し、障害の原因となります。
セルフケアとしては、クロスボディストレッチや胸のストレッチ、肩甲骨ストレッチなどがおすすめです。ストレッチは痛みのない範囲でゆっくり行い、投球前は動的ストレッチ、投球後は静的ストレッチを取り入れましょう。
肩のケガは痛みが出てから対処するだけでなく、日頃からコンディションを整えることが大切です。継続的なケアと適切なトレーニングは、ケガ予防だけでなくパフォーマンス向上にもつながります。肩の痛みや違和感が続く場合は、早めに専門医へ相談することをおすすめします。