【専門家が解説!梅雨・台風時期の頭痛対策】
梅雨や台風の時期になると、「頭が重い」「ズキズキする頭痛が増える」と感じる方はいませんか?
実際に当院でも、台風の接近前後に頭痛が悪化し、仕事や家事に支障が出るほど辛い症状を訴える方が増えていました。
近年の研究では、湿気そのものが頭痛の直接的な原因とは証明されていません。しかし、湿度・気圧・気温の変化が重なることで、特に片頭痛のある方は頭痛が起こりやすくなる可能性が示されています。
研究では、片頭痛患者さんの頭痛日記と気象データを比較した結果、一部の方で湿度の上昇や気圧の変化と頭痛の関連が認められました。ただし、天候への反応には個人差があり、睡眠不足やストレス、疲労なども大きく影響すると考えられています。
【頭痛対策のポイント】
① こまめな水分補給
湿度が高くても体内の水分は失われています。のどが渇く前から少しずつ水分を補給しましょう。
② 睡眠と生活リズムを整える
睡眠不足は頭痛を悪化させる要因の一つです。毎日できるだけ同じ時間に寝起きすることを心掛けましょう。
③ 首・肩を軽く動かす
長時間のデスクワークやスマホ操作で首や肩が緊張すると頭痛が悪化することがあります。1時間に1回程度、肩回しやストレッチを行うのがおすすめです。
梅雨や台風時期の頭痛は「気のせい」ではなく、気象の変化が関係している場合があります。まずは頭痛が起こりやすい天候や生活状況を記録し、ご自身の傾向を把握したうえで生活習慣を整えることが予防への第一歩です。
頭痛が頻繁に起こる場合や、これまでと異なる症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。