「デスクワークの後、椅子から立つ瞬間に腰が痛い」
「立った直後は腰を伸ばしにくい」
「少し歩くと楽になるのに、立ち上がる時だけつらい」
このような腰痛では、腰だけではなく、長時間の座り姿勢や骨盤・股関節の動き、立ち上がり方が関係している場合があります。
立ち上がる動作では、足・膝・股関節・骨盤・上半身が連動します。しかし長く座った状態が続くと、股関節や骨盤まわりの動きが少なくなり、その分を腰で補いやすくなります。
特に確認したいポイントは3つあります。
1つ目は、長時間同じ姿勢で座り続けていることです。動く機会が少ない状態から急に立とうとすると、身体には大きな動きが必要になります。
2つ目は、股関節や骨盤を十分に使えていないことです。本来は股関節を使って上半身を前へ移動しながら立ち上がりますが、動きが小さいと腰を反らしたり、勢いをつけたりしやすくなります。
3つ目は立ち上がり方のクセです。足が前に出ている、椅子の奥に座ったまま立つ、上半身を前へ移動させず真上に立とうとする、といった動作では腰への負担が増えやすくなります。
対策としては、椅子の少し前まで移動してから足を身体側へ引き、股関節から上半身を前へ移動させます。その後、足で床を押すようにして立ち上がってみましょう。
また、座りっぱなしを避けて定期的に身体を動かすことや、腸腰筋・大腿直筋など股関節周辺の筋肉を無理のない範囲で伸ばす方法もあります。椅子からゆっくり立つ練習も、お尻や股関節を使う練習になります。
ただし、強い痛みが続く、足のしびれや力の入りにくさがある、安静にしていても強く痛む、発熱がある、転倒や事故後から痛み始めた場合は、医療機関への相談を検討してください。
ヒロ整体院では、腰だけを見るのではなく、骨盤や股関節の動き、お尻や太ももの筋肉、座っている姿勢、立ち上がる時の重心移動、日常生活での身体の使い方などを確認します。
立ち上がる時の腰痛が繰り返している場合には、痛む場所だけではなく、身体全体の動きを一度確認してみることも選択肢の一つです。