揺らめくアスナロウ
アスナロウ(那須町天然記念物)を見に行きました。推定樹齢630年、幹周り450cm、樹高21.6mの古木は竹林をバックに悠々自適にゆらゆらと立っておりました。後で住職に伺うとアスナロウはお寺建立前からあり石に刻まれたお不動様の御神木とのことです。そしてお不動様に明日願いが叶いますようにと願掛けに訪れた人のなかで願いが叶った人がアスナロウの根元に剣を奉納しているとのことです。結構な数の剣があったので現在でも願掛けに来られる人が多そうです。お寺は芦名城の鬼門に建てられたので縁起が悪い事から檀家さんはなく代わりに田畑を頂き小作人を使いソノ上がりで暮らしていたそうです。ところが農地解放になってからは収入が減り他の職業を掛け持ちしながら代々住職を続けているとのお話でした。季節が変わったらアスナロウと住職に会いにマタ来たいと思います。
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見応えのある特別展
特別展「大田耕士 漫画から教育版画へ」(11月26日まで)パネル展「時事漫画で見る100年前」(11月26日まで)が開催されておりました。入館料大人200円です。パネル展は時事漫画で当時の事件や人物のした事を的確に描いておりました。版画家で教育者である大田先生は1970~1990年代にかけて那須町の保育所の子供達に版画の素晴らしさを浸透させた人です。残念ながら現在は保育所で版画はやられていないということですが当時の子供達の中から芸術家などの道へ進んだ人も数多くおられるだろうと思いました。日本遺産スタンプラリー参加店なので館内に貼られている台紙のQRコードを読み取りスタンプをゲットしました。すると係の人が日本遺産スタンプラリー参加者に限りアンケートを記入するとバッグをプレゼントしますと仰ったので記入しバッグを頂きました。A4サイズが入る便利なバッグでデザインもいいです。
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