腰痛は様々な原因により起こります。
実はその原因の一つに「太ももの裏」の硬さがあるのをご存知でしょうか?
今回は、「太ももの裏」が腰痛の原因になる理由について詳しく解説していきます。
太ももの裏には大腿二頭筋と半腱・半膜様筋と呼ばれる筋肉があり、これらをまとめて「ハムストリングス」と言います。
このハムストリングスは骨盤についており、仙結節靭帯とつながり、腰の方へ筋膜がつながります。
ハムストリングスが硬くなると、このつながりから腰の筋肉を下へ引っ張ることで腰に負担がかかることになります。
ハムストリングスの筋肉が上手く使えないと、猫背になりやすくなったり、硬くなりすぎた場合は反り腰の原因にもなります。
筋膜のつながりは他にもあり、ハムストリングスの内側又は外側だけが硬い状態になれば、下半身の捻じれから膝や足首の痛みなどにもつながり、太ももが太くなる原因にもなります。
また、ハムストリングスの硬さが原因で「反り腰」が起こることも。
・朝起きて起き上がる際に腰が痛い
・ポッコリお腹
・足の太さ
などの原因にもなり、特に女性に多くみられるため、しっかりストレッチしていくことが大切です。
もちろん反り腰がハムストリングスの硬さだけが原因で起こるわけではないため、ハムストリングスを緩めるだけで改善するものでは無い場合もあります。
なかなか改善しない場合は、当院などの専門家へ相談することをオススメします。
反り腰や、腰痛、太ももの裏の硬さなどにお悩みの方は一度当院にご相談くださいね!
ストレッチで前屈が硬い場合は、ハムストリングスの緊張が強い可能性が高いため、しっかりとストレッチを行ってくださいね。

ハムストリングス