1:関節性腰痛
背骨間で構成される関節の異常で起こる痛みです。
①椎間関節と②椎体間関節の2種類があり、
ぎっくり腰に相当するのは大体が①の椎間関節、
②の椎体間関節の異常はいわゆる椎間板ヘルニアが
よく知られています。
2:靭帯性腰痛
背骨どうしをつなげている靭帯に
異常が起こることによる痛みです。
1に比べると痛みがピンポイント且つ
ほぼ腰の中央なことが特徴です。
3:筋・筋膜性腰痛
慢性腰痛にも見られる原因ですが
上の2つに比べると、様々な要素が絡み、
痛む部分がはっきりしなかったり、
やや背中に近い、腰の上の方で痛みを覚えたりもします。
急性の痛みはしっかり圧迫固定冷却して運動制限をして安静を保ち、
痛みが少なくなったらマッサージ等で循環を高めます。
慢性の痛みに関しては循環が悪いことが多い為、
マッサージや運動療法などである程度刺激を加えていきます。