おはようございます😄
大阪市都島区・大阪城公園、JR京橋駅・京阪京橋駅近くで慢性痛・肩こり・腰痛でお困りではありませんか??
長時間のデスクワークや姿勢の崩れ、日常生活での繰り返し動作によって身体への負担が積み重なり、肩こり・腰痛だけでなく、疲労感や胃腸の不調を感じることもあります。
今回は、鍼灸師がWHOなどで標準化されている**361の経穴(ツボ)の中から、東洋医学で胃腸の症状に対してよく使われる「足三里(あしさんり)」**をご紹介します。
足三里は非常に有名なツボで、東洋医学では胃腸の不調だけでなく、身体全体のコンディションを整える目的でも幅広く使用されてきました。
足三里とは?場所と「足の陽明胃経」について
足三里は、東洋医学でいう**「足の陽明胃経(あしのようめいいけい)」**に属するツボです。
胃経は、東洋医学では顔面から胸部・腹部、太もも、すねの前外側を通り、足の第2趾方向へつながる経絡として考えられています。
足三里はその途中、膝の少し下にある下腿前外側に位置します。
正確な位置は、
「犢鼻(とくび/ST35)から3寸下、脛骨前縁から外側へ約1横指」
が標準的な目安です。
一般の方には、
「膝のお皿の少し下から指4本分ほど下で、すねの骨の外側」
と覚えると見つけやすいでしょう。
「腓骨頭と脛骨粗面の中点」と表現されることもありますが、標準的な取穴法としては、膝下からの距離と脛骨前縁との位置関係を目安にする方が正確です。
足三里は古くから、
・胃の不快感
・食欲の低下
・腹部症状
・身体の疲労感
などに対して用いられてきました。
現代でも、足三里を含む鍼刺激と消化管機能について多くの研究が行われています。ただし、「足三里を刺激すればすべての胃腸症状が治る」という意味ではありません。
胃腸の症状には、食生活、ストレス、睡眠、感染症、消化器疾患などさまざまな原因があります。
松尾芭蕉も使った?「万能のツボ」と呼ばれる理由
足三里は、東洋医学では昔から非常に重要視されてきたツボです。
特に有名なのが、松尾芭蕉の**『おくのほそ道』**です。
旅立ちの場面に「三里に灸すゆる」という記述があり、長い旅に備えて足三里へお灸をしていたことが分かります。
そのため足三里は、昔から歩行や旅の疲労、身体のコンディショニングに利用されてきたツボとしても知られています。
また東洋医学では、胃腸だけでなく全身のさまざまな症状に使われることから、しばしば**「万能のツボ」**と表現されます。
ただしこれは伝統的な呼び方であり、医学的に「すべての症状に効果がある」という意味ではありません。
鍼灸では、症状だけでなく、その方の体調や身体の状態を確認しながら複数のツボを組み合わせて施術を行います。
セルフケアとして足三里を刺激する場合は、親指などで痛気持ちいい程度に10〜20秒ほどやさしく押す方法があります。強く押し続ける必要はありません。
まとめ
足三里は、WHOなどで標準化されている361経穴の一つで、足の陽明胃経に属します。
場所は、膝のお皿の下から少し下がった下腿前外側にあり、胃腸の不調をはじめ、身体のコンディショニングを目的として昔から幅広く使われてきました。
松尾芭蕉の『おくのほそ道』にも「三里に灸すゆる」という記述があり、日本でも古くから身近なツボとして利用されてきた歴史があります。
Body Conditioning 京橋院では、筋肉や関節だけを見るのではなく、東洋医学の考え方やツボも取り入れながら、身体全体の状態を確認する整体・鍼灸をご提供しています。
肩こりや腰痛だけでなく、「最近身体が疲れやすい」「胃腸の調子も気になる」という方も、身体全体の状態を見直してみてください。