おはようございます😄
大阪市都島区・大阪城公園、JR京橋駅・京阪京橋駅近くで慢性痛・肩こり・腰痛でお困りではありませんか??
長時間のデスクワークや姿勢の崩れ、日常生活での繰り返し動作によって身体への負担が積み重なり、痛みにつながることがあります。
ランニング習慣のある方や、階段の上り下り、立ち座りなどの日常生活の中で「膝の内側が痛い」と感じる方も少なくありません。
膝の内側に痛みが出る原因の一つとして考えられるのが、**鵞足炎(がそくえん)**です。
今回は、鵞足を構成する縫工筋・薄筋・半腱様筋の起始・停止・作用と、膝の痛みとの関係について解説します。
鵞足とは?3つの筋肉の起始・停止・作用
鵞足とは、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が、膝の内側にある脛骨近位部へ集まって付着する部分です。
3本の腱が広がる様子がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれています。
縫工筋
縫工筋は、骨盤にある上前腸骨棘から始まり、太ももの前から内側を斜めに走って、脛骨近位内側へ付着します。
主な作用は、
・股関節の屈曲
・股関節の外転
・股関節の外旋
・膝関節の屈曲
です。
「あぐらをかく」ような動きに関わる筋肉の一つです。
薄筋
薄筋は、主に恥骨付近から始まり、太ももの内側を縦方向に走って脛骨近位内側へ付着します。
主な作用は、
・股関節の内転
・膝関節の屈曲
・膝を曲げた状態での下腿内旋
です。
太ももの内側を支えながら、膝の内側の安定にも関係します。
半腱様筋
半腱様筋はハムストリングスを構成する筋肉の一つです。
骨盤の坐骨結節から始まり、太ももの後面を通って脛骨近位内側へ付着します。
主な作用は、
・股関節の伸展
・膝関節の屈曲
・膝を曲げた状態での下腿内旋
です。
歩行やランニングなど、股関節と膝を連動させる動作で重要な役割を担っています。
ランニングで鵞足炎が起こる理由
鵞足周辺には、腱だけでなく摩擦を軽減するための滑液包があります。
ランニングやジャンプなど膝の曲げ伸ばしを繰り返す動作が続くと、鵞足を構成する筋肉や腱、滑液包周囲へ負荷が集中し、膝の内側に痛みが出ることがあります。
特に、
「急にランニング距離を増やした」
「坂道を多く走った」
「太ももの内側や裏側が硬い」
「股関節や足首の動きが小さい」
といった状態では、膝への負担が増える場合があります。
また、脚のアライメントや走り方によって膝周辺への力のかかり方が変化することもあります。
ただし、「O脚だから鵞足炎になる」と単純に考えることはできません。
膝の形だけでなく、股関節の動き、足首の可動域、筋力、ランニングフォーム、運動量など複数の要素を確認することが大切です。
鵞足部に痛みがある場合は、ランニング量を一度調整し、ハムストリングスや内転筋群などの柔軟性、股関節・足首の動きも確認していきましょう。
まとめ
鵞足は、縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの筋肉の腱が膝の内側へ集まる部分です。
これらの筋肉は股関節や膝関節をまたいでいるため、膝だけでなく骨盤・股関節・太ももの状態とも深く関係しています。
ランニングなどで繰り返し負荷がかかると鵞足周囲に痛みが出ることがありますが、膝の内側痛には半月板損傷、変形性膝関節症、靭帯損傷など別の原因もあります。
そのため、膝が痛い=鵞足炎と自己判断しないことも大切です。
Body Conditioning 京橋院では、膝の痛みに対して膝だけを見るのではなく、股関節・太もも・足首・足部の動きや筋力まで確認しながら身体の状態を評価しています。
ランニング中に膝の内側が痛む方や、階段の上り下りで痛みが続く方は、鵞足を構成する筋肉だけでなく、下半身全体の動きにも目を向けてみてください。