おはようございます😄
大阪市都島区・城東区、JR京橋駅・京阪京橋駅近くで慢性痛・肩こり・腰痛でお困りではありませんか??
長時間のデスクワークや姿勢の崩れ、日常生活で同じ動作を繰り返すことで身体への負担が積み重なり、肩こりや「腕が上がりにくい」といった症状につながることがあります。
肩が上がりにくいと「肩関節だけが硬い」と考えがちですが、実際に腕を頭上まで上げるためには、肩甲骨がスムーズに動くことも重要です。
今回は、その肩甲骨の動きを支える代表的な筋肉である**前鋸筋(ぜんきょきん)**について解説します。
前鋸筋とは?起始・停止・作用を解説
前鋸筋は、脇の下から肋骨の外側にかけてノコギリの歯のように広がっている筋肉です。
主な起始は第1〜8肋骨付近の外側面で、そこから身体の後方へ走り、肩甲骨内側縁の前面へ付着します。
つまり、
「肋骨と肩甲骨をつないでいる筋肉」
と考えると分かりやすいです。
前鋸筋の主な作用は、
・肩甲骨を前方へ動かす「外転」
・肩甲骨を上向きに回転させる「上方回旋」
・肩甲骨を胸郭へ安定させる
ことです。
例えば腕を前へ伸ばす動きや、パンチをする動きでも前鋸筋が働きます。
さらに重要なのが、腕を頭上まで上げる動作です。
腕を上げるときは上腕骨だけが動くのではありません。肩甲骨も胸郭の上を滑りながら上方回旋します。
この肩関節と肩甲骨の協調した動きは「肩甲上腕リズム」と呼ばれ、前鋸筋は僧帽筋などと協力しながら肩甲骨を動かしています。
前鋸筋が十分に働かないと、肩甲骨の上方回旋や安定性が低下し、腕を上げる際に肩や首周囲の筋肉が動きを補うことがあります。
その結果、
「腕を上げると肩がすくむ」
「肩が詰まる感じがする」
「首まで力が入る」
「肩こりが強くなる」
といった状態につながることがあります。
特に長時間のデスクワークでは肩甲骨を大きく動かす機会が少なくなりやすいため、肩関節だけではなく肩甲骨周囲の筋肉にも目を向けることが大切です。
前鋸筋と呼吸・肩こりとの関係
前鋸筋は肋骨に付着しているため、肩甲骨が固定された状態では肋骨を引き上げ、強く息を吸うときの呼吸を補助する働きがあります。
ただし、前鋸筋は横隔膜のような主要な呼吸筋ではありません。
そのため、
「前鋸筋が硬いから十分に息を吸えない」
と単純に考えるのは正確ではありません。
呼吸のしやすさには、横隔膜・肋間筋、胸郭の動き、姿勢、首周囲の筋肉など複数の要素が関係します。
一方、デスクワークなどで背中が丸まり、肩甲骨や肋骨周辺の動きが小さくなると、胸郭を大きく動かしにくくなり、「呼吸が浅い」と感じる方もいます。
そのため肩こり対策では、肩を揉むだけでなく、
・腕を頭上へ伸ばす
・肩甲骨を前後へ動かす
・胸郭を広げながら深呼吸する
・背中や胸周囲をストレッチする
といった動きを取り入れることもおすすめです。
また、前鋸筋を鍛える場合は、壁に手をついて身体を押しながら肩甲骨を前方へ動かす「ウォールプッシュ」などから始めると、比較的取り入れやすいでしょう。
まとめ
前鋸筋は、第1〜8肋骨付近から肩甲骨内側縁の前面へつながり、肩甲骨の外転・上方回旋・安定に関わる重要な筋肉です。
特に腕を頭上まで上げる動作では、前鋸筋と僧帽筋などが協力して肩甲骨を動かします。
そのため前鋸筋がうまく働かないと、首や肩が動きを補い、
腕の上がりづらさ・肩の詰まり感・肩こり
につながる場合があります。
また前鋸筋は呼吸を補助する働きもありますが、前鋸筋だけが呼吸のしづらさを決めるわけではありません。肩甲骨・胸郭・首まで含めて身体全体の動きを確認することが大切です。
Body Conditioning 京橋院では、肩こりや腕の上がりづらさに対して、肩だけを見るのではなく、肩甲骨・胸郭・首・背中の可動域や筋肉の働きまで確認しながら施術を行っています。
「肩を揉んでもすぐに戻る」
「腕を上げると肩がすくむ」
「肩甲骨が動きにくい気がする」
という方は、前鋸筋を含めた肩甲骨周囲の動きにも目を向けてみてください。