「たった3kgくらいだったのに…」
「その時は何ともなかったのに、夕方になって首が痛くなった。」
このような経験はありませんか?
高齢の方が畑仕事や家庭菜園で収穫した野菜を棚へ片付けた後、数時間経ってから首や後頭部の痛みを訴えて来院されることがあります。
<荷物を高い場所へ持ち上げると何が起こるのでしょうか?>
荷物を目線の高さまで持ち上げると、①肩関節は前へ大きく挙がる②肩甲骨は上へ回転する③頭は自然に少し上を向くという動きになります。
このとき頭は約4~6kgもの重さがあり、後ろへ倒れようとします。そのため、首の筋肉は頭が倒れないように強く働きます。特に働く筋肉は、胸鎖乳突筋、僧帽筋上部、肩甲挙筋などで、荷物を持ち上げている間、頭を安定させるために持続的に収縮しています。
<高齢になるとなぜ痛めやすいのでしょうか?>
加齢に伴い筋肉や筋膜には次のような変化が起こります。
・筋肉量が減少する
・水分量が減少する
・コラーゲン線維が硬くなる
・腱や筋膜の柔軟性が低下する
若い頃であれば筋肉全体で負荷を分散できますが、高齢になると負荷が一部分へ集中しやすくなります。胸鎖乳突筋や後頭部へ付着する筋に大きな牽引力が加わると、筋線維や筋膜にごく小さな損傷が起こることがあります。
<なぜその場では痛くならないのでしょうか?>
「その時は何ともなかった。」
「夕方になって急に痛くなった。」
これは決して珍しいことではありません。筋肉が微細に傷ついても、すぐに強い痛みが出るとは限りません。損傷した筋肉では、数時間かけて炎症反応が始まります。筋細胞の損傷により、①カルシウムイオンの流入②局所の循環低下③浮腫④ブラジキニン・プロスタグランジン・サイトカインなどの発痛物質が徐々に増えていき、痛みを感じる神経を刺激することで、受傷から数時間後に痛みが強くなります。
<花みずき接骨院で行っている施術>
当院では、症状や身体の状態に応じて、①手技療法②アキュスコープによる神経系への微弱電流療法③マイオパルスによる筋・筋膜への微弱電流療法を組み合わせ、筋肉や筋膜に生じた微細損傷や過緊張に対する施術を行っています。また、痛みのある部位だけでなく、「なぜそこに負担が集中したのか」という身体全体のバランスも評価し、再発予防につながるようにサポートします。
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住所
静岡県掛川市長谷333−1