ニシヤマケイセイゲカヒフカクリニック
形成外科
美容外科
皮膚科
熱傷
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熱傷の深さと程度
「やけど」とは医学的には「熱傷」と呼ばれ、熱による皮膚や粘膜の損傷です。皮膚は外界と体内を隔て菌の侵入を防ぎ、水分・体温を保持または逆に汗をかいて熱を放散させる役目を担っています。 熱傷を負った場合、熱の影響を取り除くためすぐに冷やすことが大切ですが、水道水で充分です。氷を直接に長い時間当てると、冷やしすぎ凍傷を起こす場合もあります。特に冬場は全身を冷やしすぎて低体温を起こす危険性があります。衣服の下に熱傷がある場合はすぐに脱がず、まず水をかけて冷やした後に衣服を脱がせます。衣服が皮膚に張り付いてしまっている場合は無理にはがさずそのまま医療機関を受診して下さい。 熱傷の部位には、自分の判断で油や軟膏・消毒薬を用いることなく速やかに受診するようにして下さい。色の変化などにより、やけどの状態が適切に判断できず、治療に支障をきたすことがあります。また、徐々に腫れてきますので指輪や時計などの装身具は早めに外してから受診して下さい。 ◇症状 熱傷はその深さによりI度熱傷・浅達性II度熱傷・深達性II度熱傷・III度熱傷に分けられます。 この深さにより症状は異なります。 I度熱傷は表皮(皮膚の表面)までの損傷で、皮膚が赤くなり、ひりひりした痛みを伴います。 II度熱傷は真皮(表皮の下の皮膚)に達する熱傷で、水疱ができ強い痛みを伴います。 III度熱傷は皮膚がすべて損傷された状態で、一見通常の皮膚と変わりなく見えることもあります。しかし、よく見ると表面が青白く、神経まで焼けてしまうため痛みも感じません。痛くないから軽いと判断せず、早めに受診していただくことが重要です。 ◇治療 皮膚の熱傷に関しては優れた軟膏やクリーム・被覆材(皮膚を覆う製品)が開発されており、傷跡・後遺症を最小限にするためには早期受診していただくことが必要です。熱傷は感染・圧迫などにより徐々に深くなっていくことがあり、まずはこうしたことの予防が必要になります。