長時間のデスクワークで肩がこる
そんな時にまず真っ先にやってしまうのが、ただひたすらこった所を揉むという事です
・こった所をただひたすら長時間揉んでもらうと、楽になるので治った気がする
・こった所をただひたすら強い力で揉んでもらうと、楽になるので治った気がする
確かにこういった感覚は得られるのですが、
実際には治るどころか逆に首痛はより悪化していっているケースが多いのです
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長時間の不動姿勢で、猫背、巻き肩、ストレートネックといった不良姿勢が出来上がります
ざっくり言えば、前重心姿勢です
そうすると、体の後の筋肉は”緊張を無理矢理させられている状態”になってしまいます
これは
【体が前重心になり過ぎて、ひっくり返ってしまわないよう、後の筋肉が頑張って支えている状態】
なのです
そんな頑張って耐えている背中を揉むとどうなるかというと
緊張がゆるんで、より巻き肩やストレートネックのような前重心姿勢が増強されてしまうのです
揉んだ直後は楽だけど、明日になったら逆に痛さが増したというのは
かえって前重心姿勢が強くなり負担が増えてしまっているから
なのです
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また、どれだけその時揉んだとしても
日常の動き方が悪い動きのままならば、
施術を受けていない、無意識に生活をしている23時間の間に、また悪い姿勢の方に戻ってしまいます
筋肉が緊張している ＝ だからほぐせば治る！
ではなく、
緊張が発生してしまう前提条件を正していかなければ根本改善にはなりません
・ 日常の動きが偏って筋肉を使うような悪い動きをしていないか
→ 悪い動きを、体に負担のかからない機能的な動きに変え、それを覚え直す
日常の動きが良い動きであるならば
悪く戻ってしまうような前提条件が消えるので
根本改善に一歩近づいていくというわけです
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