数寄

"板橋のいっぴん"に選ばれている『小島屋』がある"塩家マーケット"内に、お惣菜とお弁当のお店を発見しました。シャッター通りの一画にあるため、入りづらさを感じますが、看板の"牛角煮"に惹かれて勇気を出して入店してみることに。
お昼時のみイートインが可能とのことで、ドアを開けて入ると、店員さんがちょっと驚いた様子。あまり使われていない印象を受けました。メニューを見ると、看板メニューの"牛角煮"ではなく「豚角煮定食(¥650)」が目に留まったので、これを注文してみました。
セルフでほうじ茶を飲みながら、レンジでの温め直しを待つこと約3分。ご飯、味噌汁、小鉢2つにメインの豚角煮が並ぶ定食スタイルの料理が運ばれてきました。
メインの豚角煮は薄切りが4枚。黒酢を使っているのか、あっさりとした味わいで食べやすいものの、ご飯が進むペースはいまひとつでした。小鉢の玉子焼きにはハムとほうれん草が入っており、煮物は甘めの味付けで鶏肉もしっかり入っていてなかなか美味。味噌汁は、じゃがいもと豆腐が入った濃いめの味わいで好印象です。
特筆すべきは、お弁当同様にご飯の盛りが非常に良いこと。近くで働く会社員やガテン系の方々に愛されているのも納得です。
ただ、今回は煮物系なら斜め向かいの『小島屋』の方が良かったかもしれません。揚げ物を選べば、もっと満足度が高かったかもしれないと反省。次回は、人気があるという鶏系のメニューに挑戦してみたいと思います。
隠れ家的な雰囲気のこのお惣菜店。入りづらさを感じる外観とは裏腹に、ボリューム満点の定食が味わえる穴場スポットでした。選択を間違えた感はありますが、また訪れてリベンジしたいと思わせてくれるお店です。
ご馳走様でした！