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四国八十八箇所霊場第七十番札所です。国宝に指定されている、1300年(正安2年)建立の本堂をはじめ、鎌倉時代建立で重要文化財に指定されている仁王門、県の指定文化財の鎮守堂や木造金剛力士立像、本山寺のシンボルとなっている市指定有形文化財の五重塔など広い敷地に見ごたえのある建造物が多く楽しめます。
五重塔がある第70番 本山寺 もとやまじ
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お遍路で行きました。
68.69番札所からは車で10分ほどです。
五重塔があるのですが、改修中で見れなくて残念でした。
ここの本尊は馬頭観世音菩薩 で 2頭の馬の像があり眼をひきます。
本尊の真言が 「おん、あみりと どはんば、うん、はった、そわか」
やはり馬に因んでいる御経の感じがするのですが、どうなんでしょうか?
本堂は1300年の建造で国宝になっているそうです。
ここには他にも江戸、明治時代に建てられた物がありますが、
古い時代の方が、作りがしっかりしているせいか、傷みが少ないと話されている方がいました。
やはり、昔の職人は凄いですね。
また新しくなった五重塔を見に来たいです。
豊中町本山、財田川近くにある四国霊場第70番札所です。
四国霊場八十八カ所中唯一の、馬頭観音菩薩が御本尊のお寺です。
広々とした境内に鎌倉時代創建の、国宝に指定されている本堂とその左にシンボル的存在の五重塔が建ち、壮観な景色の立派なお寺ですよ。
六十八・六十九番札所への参拝がとんとん拍子で進んだため、七十の大台に乗ることが出来ました。川沿いの県道5号を約5km進むと七十番札所本山寺に到着です。こちらも要所要所に看板があるので地図を見るために立ち止まることなく向かえました。
六十八・六十九番札所とたまたま同じなのか、一緒なのか分かりませんが、山号は七宝山です。
明治時代に当時の住職が再建したという五重塔が遠くからでもよく目立ちます。四国霊場の中で4つしかない五重塔の内の1つです。
四国の寺社仏閣のほとんどは、戦国時代に長宗我部元親の四国統一の際に焼き払われるなどの災難を受けていますが、戦禍から免れた数少ないお寺の一つです。伝説では長宗我部軍の兵士が住職に刀で傷を負わせた際、脇仏の阿弥陀如来像の腕から血が流れ始め、驚いた軍が撤退したためと言われています。
国の重文に指定されている仁王門の他に、大師堂と鐘楼の間くらいにも入口があります。境内は広々としており、隆盛を極めた往時を想像することが出来ます。
建立当時の本堂は、弘法大師が一夜にして建てたという伝説が残っています。現存している本堂は鎌倉時代に建てられたもので、伝説の本堂ではありませんが、歴史があり国宝に指定されています。五重塔は本堂の左にあります(失礼ながら、五重塔を撮るのに夢中で、携帯で本堂を撮り忘れていました。デジカメでは撮っていると思うので、データを探して後日大興寺同様の方法でアップします)。
御本尊は八十八ヶ所唯一の馬頭観世音菩薩で、御本尊にちなんで2頭の馬の銅像が境内に建てられています。馬の像の前にはニンジンが供えてありました。
馬の像の近くに大師堂があり、納経所は本堂の裏手になります。
他にも十王堂や阿弥陀堂などの建造物も境内左側に並んでいます。