大北

六本木交差点の少し離れた場所に、家庭料理の温かさを感じさせる「大北」という小さなお店を発見しました。店内は10人が座れば満席というアットホームな空間で、ママちゃんが一人で心を込めて料理を提供しています。

提供される料理は、きんぴらや塩肉じゃが、たまご焼きといった日常の家庭料理。しかし、その一皿一皿には深い味わいが感じられ、大手チェーンの居酒屋では決して味わえない深みがあります。特にお刺身や野菜のおつまみは焼酎との相性が抜群でした。

今回のハイライトは、予約しておいた鴨鍋。冬の定番メニューながら、夏の暑さの中でもその美味しさに惹かれて頼んだのが正解でした。和風のスープでしゃぶしゃぶにした鴨と水菜の組み合わせは、最後のうどんでその美味しさを最大限に堪能しました。

このような隠れ家のような場所で、心地よい時間を過ごせたのは幸せでした。鴨鍋の美味しさを再び味わいたくなったら、間違いなく再訪するお店です。