前回は、
「論文がある=絶対に正しい、ではない」
というお話をしました。
では、論文がいくつもあったら、
全部同じように信じていいのでしょうか?
実は、研究にはさまざまな方法があります。
例えば、
「こんな患者さんがいました」という症例報告。
たくさんの人を観察して、特徴や傾向を調べる観察研究。
条件をできるだけ揃えて比較するRCT(ランダム化比較試験)。
さらに、複数の研究をまとめて検討するシステマティックレビューやメタアナリシス。
同じ「研究」「論文」でも、
どんな方法で調べたのかによって、結果の信頼しやすさは変わります。
これが「エビデンスレベル」を考える理由の一つです。
ただし、ここで注意したいことがあります。
「上の研究だから絶対に正しい」
「下の研究だから意味がない」
という単純なランキングではありません。
研究方法が適切だったのか。
対象になった人は誰なのか。
結果はどのくらい一貫しているのか。
いろいろな要素を見ながら判断します。
だから健康情報で、
「研究で分かっています!」
と書かれていたら、
「どんな研究なんだろう?」
と一歩だけ踏み込んでみる。
それだけでも、情報の見え方はかなり変わります。
次回は、
「研究にはどんな種類があるの?」
症例報告・観察研究・RCT・メタアナリシスなど、それぞれの違いをもう少し具体的に見ていきます。
保存して、健康情報を見る時の参考にしてください🌿
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