四十肩・五十肩は、どのくらいで落ち着く?
四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」や「凍結肩」と呼ばれることがあります。
「そのうち良くなるでしょ」と思われやすいですが、実際には数週間でスッと落ち着くというより、半年〜2年くらいかかることもあります。長い場合は、3年近くかかることもあると言われています。
四十肩は、ざっくり分けると流れがあります。
最初は、夜に痛い、寝返りで痛い、服を着る時に痛い、後ろに手が回らない、というように痛みが気になりやすい時期。
少し経つと、痛みは少し落ち着いてきたけれど、肩が固くて動かしにくい時期。
そこから、少しずつ動きが戻ってくる時期へ進んでいくことがあります。
では、鍼をすると早く落ち着くのか?
正直に言うと、「鍼をしたら回復までの期間が必ず半分になる」とは言い切れません。
ただし、鍼は痛みを軽くしたり、肩まわりの緊張をゆるめたり、動かしやすい状態を作る目的では役立つことがあります。
四十肩は、痛みそのものもつらいですが、服を着る、髪を洗う、寝返りをする、後ろに手を回す、という日常動作がしんどくなるのが大変なところです。
鍼は、魔法のように一発で四十肩をなくすものではありません。
でも、つらい期間を少しでも過ごしやすくするための選択肢にはなります。
ただし、転んだ・ぶつけた後から痛い、急に腕が上がらない、しびれがある、腕に力が入らない、夜も眠れないほど痛い場合は、まず整形外科で確認してください。
四十肩だと思っていても、別の問題が隠れていることもあります。
「そのうち治るでしょ」で放置しすぎず、状態に合わせて向き合うことが大切です。