大阪メトロの恵美須町駅から歩いて6分ほどのところに鎮座されています。1601年(慶長6年)、一心寺の住職西蓮上人の隠居寺として建立されたという古い歴史を持つ、樂邦山と号す浄土宗の寺院です。残念ながら1945年(昭和20年)大阪大空襲で伽藍は焼失、その後、再建されたもので歴史を感じる雰囲気はありません。立派な伝統的な寺院様式の山門を潜り、その先の坂道参道を下って行くと両サイドにお墓がたくさん、その先、右手に近代的なデザインの本堂があり、本堂横にお地蔵さんが祀られています。寺域は広くはありませんが、大きな街中にあって静かで穏やかな雰囲気がありました。