阪急服部天神駅を東側に出て、国道を渡り裏通りをしばらく歩いた住宅街にある寺院です。駅から徒歩約5分の距離ですが、駅前の喧騒が嘘のように静かな一角です。
創建は大正時代末期という高野山真言宗の寺院で、入口から覗き込むと、こうやくんが見えるのが愛嬌があります。案内を見ると、新年の護摩祈祷や2月の節分会、8月の地蔵盆など、様々な行事が行われているようですが、個人的には小さな静かなお寺といったイメージが強く、夕暮れ時の雰囲気などなかなか趣があります。境内には春には通りにこぼれんばかりの桜が咲き誇り、思わず立ち止まり、見るものの目を楽しませてくれます。