先日、柔道整復師国家試験の予備校で、夏期講習の講義をしてきました。
国家試験を目指す学生への講師活動を始めて、今年で10年になります。
柔道整復師国家試験は、毎年3月の第一日曜日に行われます。
8月は、試験本番までまだ半年以上あります。
しかし、毎年この時期になると教室の雰囲気が少しずつ変わってきます。
「そろそろ本気で勉強しないとまずい」
そんな空気が生まれ、良い意味でピリピリしてくる。
いわゆる「お尻に火がつく」状態です。
10年間講師をしていて感じるのは、この時期からスイッチが入り、行動が変わり始める生徒は、その後の成績も伸びていくことが多いということ。
反対に、8月になってもまだ国家試験を自分事として捉えられず、行動が変わらない場合、なかなか結果が伴いません。
もちろん、講師として知識を分かりやすく伝えることは第一です。
しかし、それだけでは足りないとも感じています。
「なぜ今から勉強する必要があるのか」
「このままいったらどうなるのか」
「合格するために、今日から何を変えるのか」
本人が自分の現在地を認識し、自分から行動を変えようと思える状態をつくる。
知識を教えるだけではなく、本人のスイッチを入れることも講師の仕事。
10年間講師活動を続ける中で、改めてその大切さを感じた夏期講習でした。