先日、50代女性の患者さんの再検査を行いました。
初回の検査結果と見比べてみると、あることが分かりました。
それは血流の低下です。
詳しくお話を伺うと、
「普段あまり歩かないんです。」
というお返事がありました。
デスクワーク中心で、一日中座っていることが多く、日常生活の中で歩く機会がほとんどありませんでした。
歩くこと(有酸素運動)は、全身へ血液を巡らせるためにとても大切です。
どれだけ良い栄養を摂っていても、血液によって全身へ運ばれなければ、その効果は十分に発揮されません。
古代ギリシャの名医・ヒポクラテスは、
「歩くことは人間にとって最良の薬である」
という言葉を残しています。
2000年以上前から、歩くことの重要性は知られていたのです。
当院では、検査で血流の低下が確認された場合、その方の生活習慣に合わせてウォーキングなどの有酸素運動を提案しています。
大切なのは、やみくもに頑張ることではありません。
原因が分かることで、正しい対処ができる。
そして、その正しい対処を積み重ねることで、身体は少しずつ変化していきます。
「何をすれば良いか分からない。」
そんな方こそ、まずは自分の身体の現在地を知ることから始めてみませんか。