寝る時間は「骨休め」の時間です
最近、季節の変わり目の影響もあってか、「寝る時間が不規則になっている」「睡眠時間が減っている」という方が増えています。
睡眠不足が身体に悪いことは多くの方がご存知だと思います。しかし、睡眠不足が骨や背骨の回復にも影響することはあまり知られていません。
「骨休め」という言葉があります。
その名の通り、骨を休ませることです。
実は私たちの身体は、立っていても座っていても常に重力の影響を受けています。特に背骨の間にあるクッションの役割をする「椎間板」は、一日中体重を支え続けています。
そのため、骨や椎間板が本当に休まるのは、
横になって寝ている時
湯船に浸かっている時
など、重力の負担が大きく減る時間です。
寝ている間、椎間板は日中に受けた圧力から解放され、水分を取り戻しながら回復していきます。
また、骨の中には免疫細胞を作る骨髄があります。十分な休息が取れない状態が続くと、身体全体の回復力や免疫力にも影響を与える可能性があります。
当院でも、
猫背や反り腰が強い
朝から身体が重い
疲れが抜けない
風邪を引きやすい
原因の分からない不調が続いている
という方に共通して、睡眠不足や休息不足がみられることが少なくありません。
「忙しいから仕方ない」と睡眠時間を削ってしまうと、身体は回復する時間を失ってしまいます。
良い姿勢を保つためにも、体調を整えるためにも、まずは身体を横にして休ませる時間を確保することが大切です。
睡眠は単なる休憩ではありません。
身体を修復し、背骨を休ませ、明日の健康を作るための大切な時間です。
最近疲れが抜けない方は、まずはいつもより30分早く寝ることから始めてみてください。身体の変化を感じられるかもしれません。