昨日は柔道整復師国家試験予備校で講師活動をしてきました。
講師歴は10年以上になります。
今回の講義テーマは「骨折の合併症」でした。
骨折はもちろん大きなケガですが、本当に大切なのは「その先」に起こる危険を知ることです。
医療の世界では、命に関わる危険なサインや疾患を「レッドフラッグ」と呼びます。
例えば骨折後には、
・血栓
・神経障害
・循環障害
・脂肪塞栓
・コンパートメント症候群
など、放置すると命に関わる合併症が起こることがあります。
だからこそ医療従事者は、
「ただ痛みを見る」のではなく、
「危険な状態が隠れていないか」を常に考えながら身体をみています。
これは整体の現場でも同じです。
当院にも、
「病院で異常なしと言われたけど不調が続く」
「原因が分からない」
という方が多く来院されます。
その中には、整体だけで対応してはいけない状態が隠れていることもあります。
だから当院では、まず検査を重視しています。
身体の状態を整理し、危険なサインがないか確認し、必要であれば医療機関をご案内する。
「とりあえず施術する」のではなく、
今の身体がどういう状態なのかを見極める。
それが、身体をみる仕事で最も大切なことだと考えています。