〇適切な水分摂取のポイント
①日常的な水分摂取
1日に必要な水分摂取量は個人によって異なりますが、ガイドラインでは体重1㎏×(25ml~35ml)が推奨されています。
60㎏、60歳の人であれば約1.8 L の水が1日に必要です。
水分は尿や便からの損失と、皮膚や呼吸からの損失があります。
食事や体内からつくられる水分を差し引いても、1日、「1.2L前後」 は必要です。
定期的に水を飲む習慣をつけましょう。
*実際には年齢、体重、運動量、運動強度、平均体温などが関わってきます。紹介させていただいたのはあくまで目安です。
目安に固執する必要はありません。飲めていない方は、まずペットボトル2本分ぐらいを目指していきましょう。
②鼻呼吸
口呼吸により口の中が乾燥することで、喉が渇いたと身体が勘違いし、必要以上の水分摂取を行う可能性が出てきます。
本来、人間は鼻呼吸での生活がメインで、口で生活するのは緊急時のみです。
歯並びや舌の位置が下がることにより、現代は口呼吸が増えてきました。
鼻呼吸の方が免疫に関してもメリットがあることは分かっているので、これを機に口で呼吸している方は意識してみましょう。
③食事からの水分補給
野菜やフルーツには水分が豊富に含まれています。
食事を通じても水分を摂取することで、体内の水分バランスを保つことができます。
④腰痛ケアにおける水分摂取の重要性
腰痛の予防や改善には、正しい水分摂取が欠かせない要素であることがわかりました。
水分は椎間板や筋肉の健康をサポートし、炎症を軽減する役割を果たします。
日常生活で適切な水分摂取を心がけ、健康な腰を保つ一環として取り組んでみましょう。