口コミ
新宿3丁目駅すぐの狭い通りにある店で看板があるので多分すぐ見えます。
メニューはどれも900円前後のもので、麺のかたさ・濃さ・脂の量が3段階で選べます。あとは酢やゴマ・コショウが各自でかけられる様になっていて、味はまあ他の家系と同じ位でまあまあな味だったと思います。
家系といっても店によって微妙に違いますが、
町田家さんのラーメンは元祖吉村家のラーメンにとっても近い味がします。
券売機も札タイプで、味だけでなく、システムも同じ感じで好きです。
美味しいとスープまで飲み干してしまいますね。
土日は、夕方ごろでも割と混んでいることが多いです。
平日の夜も人が結構います。
ラーメンの味はあっさりしていて、食べやすくでとてもおいしいと思いました。
店舗はカウンターの席しかありませんが、
20人は座れる店内だと思います。
僕は、ある日家系ラーメンのお店を見つけて
いざ、食べてみました。
ところが、それは家系ラーメンではなく「家系風ラーメン」でした。
確かに、家系ラーメンと同じとんこつ醤油ですが、
実際は、まったくの別物です。
麺の太さや硬さは、案外僕好みで、それはそれでおいしいのですが
やはり、本家の吉村家さんのラーメンというのは
スープの味も、自然な味なのです。
ところが、このお店のスープは少しとんこつラーメンにしては
味が濃い。
なので、食べて数時間で胃もたれがしてしまう。
これは、かなりもったいないです。
案の定、お客さんの入りもまばらです。
東京の人向けの味付けになっているというか、
ぶっちゃけ、東京の人でもあんなに濃いのは
よほど好きな人じゃないと食べないのかなというような気がします。
とは言っても、普通にラーメンとしてみると結構おいしいと思いますが
家系ラーメンと言われると、少し語弊があると思います。
今後は、胃もたれしないラーメンを作ってほしいものです。
家系ラーメンの定義は、狭くは吉村家さんから暖簾分けされた店、
広く見ても、昭和の時代、家系という言葉がなかった時代に、
吉村家さんをリスペクトしつつ、本気で模倣した数店とそのお弟子さん。
このどちらにも入らないラーメン店は、私の中にでは家系風ラーメン、
残念ながら、一部の例外を除き、あまり美味しくはなく。
ここ町田家は、コクと濃くを取り違えている感あり。
もう少し勉強必要かと。