指圧一筋、19年の施術実績
私は幼少期から虚弱体質で、
朝学校に行くとき突然お腹が痛くなり下痢が止まらず
一歩も外に出られない日もありました。
思春期に入ってからは状況がもっと悪化していきました。
友人関係や勉強のストレスなどから次第に気分が塞ぎがちになり
なかなか寝付けない、動悸やめまいがする等、
多くの不調を抱えながら過ごしていました。
様々な病院を渡り歩きましたが
検査をしても異常なしと言われるだけ。
睡眠薬や抗不安薬も処方されましたがその場しのぎという感じ。
周りの人からは「しっかりしなさい」と言われ、ひどく落ち込みました。
でもどうすることもできず、真っ暗闇を一人で彷徨っている感じでした。
そんな中、運命の出会いがありました。
知り合いのすすめで、近所の指圧院に行ったのです。
初めての指圧でしたが、受けてみて衝撃でした。
身体のモヤモヤがどんどんと抜けていく感覚がありました。
そして10回程の通院で身体の不調が嘘のように改善したのです。
嬉しさも勿論ありましたが、それ以上に驚きの方が大きかったです。
それから頭の中は指圧のことでいっぱい。
調べていくうちに
指圧だけでなく気や経絡など東洋医学そのものに惹かれていきました。
東洋医学は心と身体を1つのものとして考えます。
身体のバランスを整えることが心のバランスも整えることになるのです。
これを「心身一如」といいます。私はこの概念に救われたのでした。
その後、指圧を習うため専門学校に入学。
勉強の内容は多岐にわたり覚えることが多く大変でした。
朝6時に起き、深夜までマッサージのアルバイト。
身体はヘトヘトでしたがとても充実していました。
そして卒業と同時に、見事鍼灸と指圧の国家資格を取得。
卒業後は、介護施設の訪問マッサージ、整形外科のリハビリ、
接骨院の業務などの仕事をしました。
それらの仕事も素晴らしいものでしたが
しだいに私の中である感情が芽生えてきました。
それは、もっと多くの人に指圧の魅力を伝えたいというもの。
辛い過去を経験した
こんな自分だからこそきっとできることがある。
同じような悩みを持っておられる方に
親身になって寄り添うことができるはず。
そういう方々の真っ暗な足元に
灯りをともせるような存在になりたい。
そんな想いからこの指圧院を立ち上げました。
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