恥ずかしながら未だ独身の親不孝者、夢見るアラフィフ
国家資格を取得して間もない頃、
一つの出会いが私の考え方を180度変えてくれました。
元々その方は患者様として来院されていた
高野山真言宗のお坊様でした。
かつては、自分のお寺で鍼灸施術をされていた方で、
初めはこちらが施術する立場だったのに、
いつしかこの業界の先輩として教えを請う様に
立場が変わっておりました。
人をみるときの心構えから、
技術的なこと、
その他にもいろいろなことを伝授いただきました。
その経験が今、
新たに気功三鍼法という施術につながってきています。
患者様の表面に出て来ている問題だけに目を奪われるのではなく、
その根源的な原因となる部分をより深く、
もっと深く探求していくこと・・・
そのスタイルは、
その時に培われたと思います。
たとえばそれまでは、
腰がツライのだから腰痛をとってあげればそれでいい。
と考えていました。
もちろん、今もその考えに変わりはないのですが、
その腰痛の向こう側にあるものが見えると
仕事に対する思いが変化してきました。
腰痛という症状は同じでも、
なぜ腰痛を回復させたいのか?
といったところは違うからです。
腰痛がなくなったら大好きな孫ともっと遊べる!
腰痛を回復させて思う存分ゴルフがしたい!
腰痛だと仕事に影響がでる。なんとかしないと大変!
そんなそれぞれの患者様の、
それぞれの思いが見えてくると
自然と仕事に対する情熱が高まり楽しくなってきました。
いままではどちらかというと、
患者様とのコミュニケーションは必要最低限にとどめていました。
余計な詮索や会話を不快と感じる患者様もおられると思っていたからです。
ですが今後は患者様のツライ症状の向こう側を知るためにも、
もっとコミュニケーションを図っていきたいなぁと思っています。
そんな想いもあり、
また患者様の心のケアもできればとの思いから、
4年ほど前より「気功三鍼法・クォンタム気功普及協会」にて
カウンセラーの勉強をしています。
おかげさまで、
昨年の春に公認カウンセラーの資格を取得することが出来ました。
「金森整骨院(金森氣功整体院)」に来てよかった!
と心から喜んでいただけるよう日々精進していきたいと思っておりますので、
これからもよろしくお願いいたします。
金森整体院 金森精史