「美と健康」+「美味し食事」+「Art」に拘る外国帰りの異色人。
25歳より20年間外国で暮らしを通して世界各国の料理を食べてきました。帰国して店を出すときに頭に浮かんだのは、「美味しい料理と何か?」という疑問でした。
死にそうに腹が減っている時に「フォアグラ」を食べたくなるだろうか?
本当に腹が減っている時に食べる、「炊きたての卵がけご飯」は何より至福の一品であることは間違いないと思います。
では、私達料理人に求められる美味しいものとは何か?それは、生命を生かし、食材の力を引き出し、新たなものへと創造することではないでしょうか?
私にとって料理は、単なる「食材」を調理するのではなく、生産者が想いを成して作る逸材を探しその食材ととことん向き合い、理解して、そのポテンシャルを最大限に引き出す為に思考する事と考えました。
また、農薬、放射能汚染、添加物等、私達を取り巻く食の環境は、悪化の一途をたどるばかりです。安心安全が担保されてこそレストランで食事を楽しむことができるのではないでしょうか。結局、料理には正解がなく、究極に突き詰める所に面白さがあり、単なる料理を超え、美味しさを勿論の事、「美と健康」を考えた料理が、Artの域に達した時に、レストランで美食を楽しむ価値を感じて頂けるものと信じます。
この小さな店で私は、信州の食文化、季節、景色、宇宙、西洋料理を私なりに追求、表現し、独自の「New modern Shinshu cuisine」を長野から発信して参ります。
- 得意なこと
ジビエ料理、糖質制限料理、芸術品のような変わった料理
- 趣味・マイブーム
楽器演奏(ギター、ピアノ、サックス、ドラム)写真撮影