いよいよ梅雨入りをし、日ごとに初夏の気配を感じる季節となりました。
この時期になると、学校では修学旅行や林間学校、宿泊研修などの宿泊行事が行われることが多くなります。
子どもたちにとっては友達と泊まれる楽しいイベントという印象が強いかもしれません。
しかし私は、これらの行事には勉強以上に大切な学びがあると感じています。
先日修学旅行から帰ってきた生徒がこんな話をしてくれました。
「先生、初めて友達と本気でケンカしたけど、ちゃんと話し合って仲直りできた。」
また別の小学生は林間学校で、
「家では親が何でもしてくれていたことに気づいた」
と話してくれました。
ホームステイを経験した高校生は、
「言葉が完璧に通じなくても、伝えようとする気持ちが大切だと分かった」
と成長した表情で報告してくれました。
宿泊行事では、普段の学校生活では見えない友達の一面を知ることができます。自分の思い通りにならないこともあります。
時には失敗したり、困ったりすることもあるでしょう。
しかし、その一つひとつが子どもたちを大きく成長させてくれます。
小学生にとって大切なのは、「自分のことを自分でする力」と「仲間と協力する力」を身につけることです。
中学生にとっては、「集団の中で自分の役割を果たす責任感」と「他者への思いやり」を学ぶ機会になります。
そして高校生にとっては、「広い世界を知り、自分の将来や可能性を考えるきっかけ」を得る貴重な経験となります。
そして、すべての年代に共通して大切なのは、「人とのつながりの大切さを知ること」ではないでしょうか。
家族、友人、先生、そして出会った人々への感謝の気持ちを持つこと。それこそが宿泊行事の本当の意味だと思います。
楽しかった思い出だけでなく、その中で経験した挑戦や失敗も含めて、子どもたちの成長の糧になります。
今年もたくさんの素晴らしい経験を持ち帰り、一回り大きく成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。
進栄セミナー守口校塾長