山本亭

柴又にある庭園が有名な文化財です。名前の通り、元々は山本さんの邸宅で、お庭や応接間がとても素敵でした。お庭に紫の菖蒲が咲いていて綺麗でした。菖蒲がかかれたふすまもあり、そちらも琳派の襖絵のようで素敵でした。

葛飾柴又のとらさん記念館のすぐ隣にある施設です。
庭の外を突っ切るだけなら無料です。以前通っただけだたので、入って見ました。
100円で立派な邸宅内と立派な庭園が拝めますが、とらさんなどとセットのほうがお得です。
ここは天井も高く、迷うほどの部屋数や自宅内金庫部屋も度肝を抜き、欄間や床の間などのしつらえも立派です。
外向きの庭や中庭など考えられた和式庭園は、見事でした。日本の庭園ランキングに入るだけあります。
にもかかわらず、ここの広間の座卓では頼めばお汁粉やコーヒー茶菓子付きなどをワンコインほどで頂くことが出来て、意外でした。
受付で注文できました。
庭を眺めながらすこしの間でもリッチな優雅なひとときが味わえるのでおすすめです。
とらさん記念館と山田洋次記念館とこちらのセットで大人550円とお手軽でしたよ。

入場口までの庭は無料で回ることが出来ます。
粋なつくりが随所に見ることが出来ます。

母屋と中庭を見るためには入場料が必要です。
もしも寅さん記念館へこのあと行くようなら（寅さん記念館のすぐ近くにある）ここで共通入場券550円を買うと片方ずつ払うより50円安くなります。（知らずに損しました）
こちらのみならば100円の入場料が必要となります。

母屋は木のいい感じの雰囲気が出ていて心が落ち着きます。
順路があるのですが、あまり意味がないので自由に回るのがいいと思います。
和室がいくつかあるのですが、そちらでは抹茶とお菓子（有料・入口で券を買う）を座って庭を眺めながら味わう事が出来ます。
（和室も自由に見ることが出来るので、食べてる時に歩きまわられるのは仕方ない）

縁側？から見る庭は小さな山のようでずっと見ていても飽きないです。
奥には滝が流れ落ち、手前の池と木々とのバランスもすばらしいです。
庭へ降りて見れないのが残念ですが、ここから眺めるだけでも価値ありです。

この家の売りでもある洋室ですが、ステンドグラスが窓の「ここにあったのね」くらいな感じに自然にあり、ハデハデしさがないところが良いです。（ここは入れません）
洋室の入り口の上の部分もステンドグラスなので一歩下がってお見逃しのないように。

すぐ隣にある本当の入り口も昔ながらでどっしりとした感じで素敵です。
人力車が入り口の中に置いてあります。（入るぐらい大きい玄関）
入る時に気が付かないので出る時に「ここが本当の入り口」と確認するのも面白いと思います。

葛飾区にある旧家のようなところです☆
柴又駅から１０分ほど歩いたところにありますよ(・∀・)ﾉ
こちらのお宅は造りが和洋折衷になっていて、和風の趣と洋風のモダンさが見事にコラボレーションしています。
座観式庭園があり、とにかく豊かな緑に心がリラックスできます(*´∀｀*)こちらの庭園は、ランキング上位に来るようなところです☆ぜひ座って見てみてくださいね!!

柴又と言えば寅さんですが
その近くに、区が買い上げ公開しているのが
カメラの部品製造創業者、山本栄乃助翁の邸宅

純和風伝統的書院造りと洋風建築の融合で
立派な庭園は純和風と
贅を尽くした個人の感性が味わえます

二階建てで広縁がとってあって
窓も大きく、池も配されている広大な庭園は
手入れが行き届き、ここにいると都会の一部にいると言うより
どこか深山で休養しているような心地になります

建具のひとつひとつはもちろん吟味選別されたものとひと目でわかり
このような暮らしを日常でできたかつての住人の日々を
あれこれ想像してしまい
これを作った翁の実力に圧倒されてしまうほどです

珍しいのが甘味処で注文したぜんざいや葛きり、抹茶と和菓子のセットなどが
このお宅の中で頂ける点でしょう
普通なら建造物保存を優先して、外に甘味処を設置するものですから
ひととき、自分がこの家に住まっているような
贅沢な時間を過ごせます

ちなみに入館料は百円ですが、庭園をめぐるだけなら無料でした

柴又帝釈天や矢切の渡しへお出かけの時は
ぜひ、立ち寄ってみて欲しい場所とおすすめします