コイケガンカ
眼科
加齢黄斑変性症
安芸区役所隣り。JR海田市駅徒歩4分、芸陽バス・広電バス→「船越町」バス停すぐ
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硝子体内注射:抗VEGF療法(アイリーア、ルセンティス)
テノン嚢下麻酔(ステロイドを投与)
眼瞼けいれんに対するボトックス注射
散粒腫に対してケナコルト(ステロイドの1種)を注射します
加齢黄斑変性:硝子体内注射の適応です
網膜静脈分枝閉塞症:硝子体内注射の適応です
糖尿病網膜症:硝子体内注射の適応です
眼科の注射療法はさまざまあります。昔は眼注といっていましたが、最近は使われなくなりました。結膜下注射、テノン嚢下注射、まぶたへの注射、球後注射、硝子体内注射があります。当院ではほぼすべての注射療法に対応しています。 結膜下注射は目の表面の薄皮である結膜;白目の下に薬剤を投与します。ぶどう膜炎など目に炎症を起こしている時にステロイドを投与したり、目の強い感染を起こしている時に抗生剤を投与したりします。 テノン嚢下注射ですが、テノン嚢とは、結膜の下側の柔らかい組織です。注射針を強膜にそって滑らせていき、比較的深い場所に、ステロイドまたは麻酔薬を投与します。 ステロイドの投与は、黄斑浮腫(糖尿病網膜症、ぶどう膜炎などが原因)に対しておこないます。 まぶたへの注射は、霰粒腫に対するステロイド投与(小児で長引く場合、相談でおこなっています。)また眼瞼けいれんに対するボトックス投与があります。 球後麻酔は、下瞼の骨の近くから針を進めて、眼球の後ろの神経のそばで麻酔薬を投与します。強力な麻酔なので、見えなくなり、眼球も動かなくなります。長時間の手術で使用することがあります。 最後は硝子体内注射です。眼球内部に直接薬剤を投与します。抗VEGF薬とステロイド投与に用います。 抗VEGF薬は加齢黄斑変性、糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症の黄斑浮腫、病的近視の脈絡膜新生血管黄斑症に対して施行します。従来は治療困難だった病気、また入院手術が必要だった病気が日帰りの短時間の注射で治療できるようになったことは、患者様にとって福音となっています。