【食べ過ぎは疲れの原因に】
ホルモンバランスが揺らぐこの時期は、食習慣を整えるのはもちろん、食べ過ぎないことも大切です。
食べ過ぎると、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンのほか、血糖値を下げるインスリンというホルモンが分泌されて、体はどっと疲れます。
理想的な食べ方は「おなかが空いたら食べる」
昼休みの時間が決まっている人も、できるだけタイミングや量を調整しましょう。
食べるときは、大豆製品や体に良い油を意識しましょう。
【一日のスタートは朝食でスイッチオン】
自律神経の働きを整えるには、朝食をしっかり摂って、体を目覚めさせることが大切です。
朝食を、いきなり動き始めると、血圧が上がらず、体に大きな負担が掛かるので注意。
朝は食欲がないという人は、前日に早く寝られるように、生活サイクルを見直しましょう。
【体に良い油を選ぼう】
油はホルモンの材料になるため、魚の油やエゴマ油、アマニ油などオメガ3と呼ばれる良質な油を摂りましょう。
菓子パンなどに使われるトランス脂肪酸は動脈硬化や心臓病、がんのリスクを高めます。
「加工油脂」と表示されているものは避けましょう。
【大豆製品は元気をつくる栄養の宝庫】
大豆製品は、たんぱく質やミネラル、ビタミンだけでなく、エストロゲンと似た働きをするエクオールが含まれているため、積極的に摂りたい食材です。
自律神経に関係する腸のの状態を良くする、納豆や味噌など発酵食品も◎。
【水分はこまめに、アルコールはほどほどに】
一日の水分量の目安は「体重(kg)×約30ml」
体重が50kgの人なら1.5Ⅼになります。
体は一度に吸収できないので、こまめに飲むのがコツ。
アルコールの適量は個人差がありますが、女性は男性よりも肝臓の負担がかかりやすいので、調整が必要です。
【サプリメントも上手に取り入れましょう】
栄養は食事から摂るのが基本ですが、とりにくい場合はサプリメントを活用するのもあり。
医薬品として扱われているものを選びましょう。
おすすめは「エクオール」「鉄分」「カルシウム」「ビタミンD」です。
食事として摂ったものがそのまま体を作ります。
年齢を重ねるにつれて、若い時とは違い、食べ過ぎや食事内容が如実に体や数値に現れ、実感しますよね。
気づいたところから生活に取り入れ、少しずつでも習慣化できればいいですね。
