カラクサヤ

福井駅からほど近いアーケード沿いに、小綺麗な「瀬戸焼きそば」専門店があります。開店してまだ1年程度と新しく、店内は清潔感に溢れ、典型的な焼きそば屋さんに見られがちな油の汚れも見当たりません。

店内は4人掛けテーブル2つと2人掛けが3つというシンプルな構造で、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。

今回、私が注文したのは焼きそばの大盛り。提供されるまで約5分という速さで、麺は細めで色が濃い特徴を持っています。通常よく食べる茹で麺とは異なり、細麺は蒸し麺で、パサつきがありながらもあっさりとしていました。

具材はキャベツと甘辛く煮込んだ薄切りの豚肉がメインで、紅生姜がトッピングされています。個人的には、もう少し具が多ければ嬉しいのですが、これが瀬戸焼きそばの特徴なのかもしれません。

ソースの色は濃いものの、味は意外とあっさりしており、甘さも感じられる美味しさです。量的には大盛りでも少し少なめに感じられるため、ご飯と一緒に楽しむとちょうど良いかもしれません。

この「瀬戸焼きそば」専門店は、伝統的な焼きそばのイメージを新しくする、発見のある場所でした。