・2021年4月入会
(入会時 小学1年生)
~文字のルート~
石の上にも三年…主に低学年から稽古に励む生徒さんは年月の経過と共に、集中力と技術力が定着してくる。長い課程には当然、理想を掲げるが故に気持ちの葛藤が生じる。これまでたくさんの生徒さんと稽古の時間を過ごす中で、「自分を受け入れて、全力で邁進すること」を上手に図れる生徒さんは、ジレンマを乗り越えられる。これは、書道に限らない。写真の生徒さんも同様で、他に秀でる能力を持ち、大小関係なく成功体験がある場合、そこに辿り着く技術を自然と憶えて、そして次々に成功を自らで導き出すことが可能となる。次第に、書くことが好きになると、これも自然と書き順が正される。上から下へ、左から右へ。書道の稽古を通じて思考力を鍛え、長い道のりに華を添えてくれるまでに成る。
・2021年10月入会
(入会時 小学3年生)
~能力の目覚め~
小学校の授業でも書写の時間が始まる時期に入会する生徒さんは一般的に多い。特記するならば、
[書写→正しい文字を覚える]
[書道→書く為の技能を身に付ける]
と、両者では目的が異なる。
その為、当教室では学校書写の補講は行わない。何故なら説明の通り、書く為に必要な技能を持すれば、当然と正しい文字は書けるようになるからである。また、書道教室とはそうあるべきと自負する。故に、教室に通ってくる生徒さんは学校書写展では必然と選出され、大変誇らしい。写真の生徒さんは、入会当初より強い意志を持ち、自身が納得ゆく作品が仕上がるまで諦めることはない。常に前向きに取り組み、その成果は小学部卒業時に一気に開花した。書写と書道の両面を理解することで、高い感受性を鍛えあげられた結果、中学部以降は技術に加えて芸術性が芽生え、この能力を書道以外でも活かせるまでに発展した。