口コミ
こちらは各地の鬼伝説、鬼の文化を知ることができます。鬼文化の研究所があるとは知りませんでした。大きな鬼瓦は必見ですし、鬼瓦の歴史も学べます。また、周囲は公園になっており、キャンプとかもできるようです。
鬼と呼ばれる存在についての民俗学的考察、様々なシーンに登場する鬼達、更に世界の鬼と、テーマごとに展示も充実、各種鬼の面をはじめとして、ビジュアル的にも見ごたえがあります。
特別展では、様々な浮世絵師が描いた酒呑童子の物語が見られ、こちらも良かったです。
まさに大江山にふさわしい施設だと思いました。
京都の大江山といえば「酒呑童子」と呼ばれる鬼伝説が有名なのですが、
かなり山道を車で走りこんだところに、この鬼の博物館は作られています。
まずは博物館前で おどろおどろしい巨大な鬼瓦がお出迎えです。
これはなかなかインパクトがあります。
館内では鬼に関するさまざまな資料が展示されていて
また国内・国外の鬼に関する伝統芸能紹介や鬼面展示などがあって
なかなか面白く見て回れます。
平安時代に当初は人為を超えた神秘的な力を持つ存在だった鬼が
時代の末期には悪や欲望の象徴のような描かれ方をしてきて、
ある意味では鬼が次第に人間的なものとして表現されているように思えました。
いずれにせよ「鬼」に特化した博物館というのは貴重でしょうし、
展示資料もなかなか力の入ったものが多かったです。
福知山市にある鬼をテーマにした珍しい博物館で、大人は入館料330円で入ることができます。大江山の鬼にまつわる展示がされていて、日本全国の鬼瓦の展示もあり、見応えのある展示内容でした。他には海外の鬼についての紹介もあり、外には鬼瓦もあり大きかったです。