口コミ
田川から直方に向かう途中にある年季の入ったラーメン屋さんです。
店内はテーブル席・カウンター席があり
棚には単行本が置いてあります。
チャーシューメンを食べました。
なんと食べてびっくり
チャーシューが７枚も
しかも分厚く味もしっかりしています。
麺は細麺で
スープも濃厚でこくがあります。
これで５００円は安いと思います。
福地町方面で美味しいラーメンを食べるなら
この店はお勧めできる店の一つだと思います。
田川・直方線を北九州方向に走っていますと、方城町役場の前を通り過ぎた左側に１軒のラーメン屋が見えてきます。
やや古びた店構えにラーメン大将の看板。一見して不味いラーメン屋という赴き。
それは、追加で書き足したような「サッポロみそラーメン」の文字が何か中途半端な印象を与えるからです。
九州馴染みのとんこつラーメンなのか、札幌ラーメンなのかはっきりしろよ！という、そんな印象のせいで何年も前からこのお店の前を通過しながらも、立ち寄って食べようという気にならなかったのでした。
そんな私でしたが、今回エキテンネタに窮し、まずいラーメン屋をこなすレポートも面白いかもという、いい加減な気持ちでこの店の暖簾をくぐりました。
午後１時３０分というお昼から少し過ぎた時間でしたが、案の定お客は誰もいません。
カウンターとテーブル席で１５人くらいは収容できるでしょうか。広くはないですね。
壁の本棚には古い漫画の単行本がズラリと並んでいます。が、「青龍」とか「殺し屋１」というグロい漫画ばかり。
手に取る気も起こらず、カウンター席に座って品書きを見ると、ラーメン１杯４００円とあります。そしてチャーシューメンは５００円！写真付きのメニューにはチャーシューがたっぷり載った写真が・・・！
写真のチャーシューを数えてみると７枚も入っているようです。わずか１００円でこんなに違うなんて本当だろうか。多分実物は薄っぺらいのがチョロチョロと入っているだけだろうなあと思いながらも、その真相が知りたくてチャーシューメンをオーダーし、待つこと数分。
カウンター上には地元イベントのチラシや交通安全グッズなどが置いてあり、近所の子供たちが食べに来てたりするのかなと想像を巡らせていると、早くもチャーシューメンの完成。
にこやかで愛想の良いおばちゃんがカウンター越しに丼鉢をテーブル上に置いてくれます。
そのチャーシューメンには写真と同じくたっぷり７枚。しかも想像していたようなペラ薄ではなく、結構厚みもあります。
ひとつ摘まみ上げて食べてみると・・！！！
旨いです！ほんのり甘味があり、さらに肉の旨味もしっかりと残ったトロトロの煮豚に近い味のチャーシューです。
スープを掬って飲んでみると、久留米系と北九州系をミックスさせたような、ぎょらん亭のラーメンに近いようなコク深い味わいです。
麺はやや細めのストレート麺。これが程よく腰を残した茹で加減で絶妙です。
いやあ、隠れた名店とはこういう店をいうのでしょうね。
こんな旨いラーメンが４００円。チャーシューメンが５００円ですよ。
どうしてお客が入っていないのか？
やっぱり、外観はずいぶんと影響しているのではないかと思います。
もったいないです。
サッポロみそラーメンの看板は外したほうが良いかも。
近くに行かれた際には是非立ち寄ってみてください。
お値段以上の味は保証しますよw
写真
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