「血流の良い人」は疲れない!太らない!
体の各組織に糖や酸素を運んだり、乳酸を押し流したりするのは、
共に、血液の働きです。
ということは、血流の良い人は疲れにくく、疲れが出ても、比較的
早い時間で疲れが回復する事になります。
逆に、血流の悪い人は、疲れやすい人、疲れが取れにくい人と言えるでしょう。
血流は、エネルギー代謝を支え、疲れを溜めないために、非常に重要です。
血流は、体のさまざまな場所でも発生した熱エネルギーを、体の隅々まで
届けるからです。(体温もまた、エネルギー代謝を維持するために不可欠です)
ほとんど全ての代謝は、酵素という触媒が関わって行われているのですが、
この酵素の働きの度合いを決めるのが、体温です。
私たち人間の体の中で、酵素の働きが最大になるのは、体内の温度が、
37.2度の時です。(深部体温の温度になります。)
血流が滞っている人は体温が下がりがちで、体温が下がると、体のエネルギー
効率が下がります。エネルギーを、活動のためにではなく、まず冷えている
体を温めるために使わなくてはいかなくなるからです。
そもそも自律神経は、代謝が最も効率よく行われる深部体温37.2度を恒常的に
保てるように、体温をコントロールしようとしています。
自律神経のシーソーがきちんと機能している場合は、血流も体温も良い状態で
保たれます。
例えば、交感神経優位になり、血流が滞り体温が下がります。そのような時に
休息を取って副交感神経を優位にすれば、血管が拡張し血流の回復、体温上昇し
食後にポカポカと暖かくなるといわれています。
逆に、楽すぎる生活やダラダラした生活で、副交感神経優位が続いても、
活動を始めて交感神経を働かせれば、筋肉から熱エネルギーが発生し、血管の
過度の拡張が改善されることで、血流が促され体温も上がります。
結局、自律神経のシーソーをきちんと機能させるような、メリハリの利いた
生活が、血流と体温を保ち、代謝を促進し、疲れない、疲れても回復しやすい
体をつくるのです。
体の歪みを外からではなく、体の中から整え姿勢を改善することで、さらに
循環器系と呼吸器系を整える施術を受けてみませんか?
強い刺激では無く、穏やかに症状が整いますので、興味のある方はご相談ください。
