からだと心はつながっている。
からだと心をつなぐ点、それが“ツボ”として存在している。
そして怒りの感情はおなかのツボで鎮めることができる。
というお話をしたいと思います。
1 からだと心はつながっている
からだと心はつながっているといいましたが、
怒っているときの体の変化をみれば一目瞭然です。
人が怒っているとき、体ではどのような変化が起こっているのでしょうか?
自律神経が乱れて、アドレナリンの分泌され、血圧の上昇、心拍数の増加、筋肉の緊張が起こります。
怒ると、頭に血が上って、動悸がしたり、怒った後ぐったり疲れたりしたことは誰でもあると思います。
さらに、怒りの感情によって、心臓、血管系の病気のリスクが高まるという研究結果も出ています。
また頭痛や腰痛といった慢性の痛みにも怒りが影響を及ぼしているということです。
たとえば慢性の頭痛もちの人や顎関節症の患者さんの怒りの特徴を調べたところ、他人に対して敵意的な見方をもっている。怒りを感じやすい、怒りを面に出さない表現スタイルを持つといった点が共通していた。
抑圧された怒りはTMS(緊張性筋炎症候群)を誘発する原因になると、ジョン・E・サーノ博士は述べている
TMS(緊張性筋炎症候群)というのは腰痛、五十肩、その他慢性的に肘や膝、手首、足首の痛みをいうのだが、それらが抑圧された怒りの感情が一因となっているとサーノ博士は述べているということです。
このように怒りの感情は、身体に大きな影響を及ぼすことがわかっていただけたと思います。じゃあどうすればいい。それはからだと心をつなぐツボがあるじゃないか!
ということで次回もよろしくお願いいたします。
