何といっても、検査を受けて早期発見することが大切です。
血液検査で 空腹時血糖値 や HbA1c値 などを調べます。
これらの値が正常値を超えている場合、さらに詳しく調べるために ブドウ糖負荷試験 が行われます。
空腹時血糖値が正常値であるのに、食後に血糖値が過度に高くなっている場合は、空腹時血糖値では見つけられません。
このような食後高血糖の発見には、HbA1c値を調べることが勧められます。
高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。
この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。
このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。
