糖尿病が疑われる成人が約950万人に上ることが、厚生労働省の国民健康・栄養調査結果(2012年)の推計であきらかになりました。
糖尿病の有病数は5年に1回推計していて、前回(2007年)から約60万人増えたそうです。
一方、病気の可能性を否定できない「糖尿病予備群」は220万人減の1,100万人で、はじめての減少となったそうです。
今回は、糖尿病についてまとめてみましたので、ご紹介いたします。
糖尿病とは、血液中の「ブドウ糖」である「血糖」の量が、慢性的に多い病気です。
食事をすると血糖値は上がって、その後徐々に下がります。
通常、血糖値は一定の値を超えないように「インスリン」というホルモンによって調節されています。
血糖値が高くなる原因は「インスリン分泌障害」と「インスリン作用障害」という2つに大きく分けられます。
