北海道にスギは少ないので、スギ花粉症はほとんどありませんが、4月から6月にかけてシラカバやハンノキなどのカバノキ科の花粉が飛散し花粉症を引き起こします。
近畿地方ではカバノキ科のヤシャブシが多く植林され、ヤシャブシ花粉症が問題になっています。
花粉は1月から4月にかけて飛散します。
花粉症の原因となるイネ科の植物の代表はカモガヤです。
全国いたるところの道端、空き地、土手、河川敷など身近な場所に繁殖し、5月から8月ぐらいまで花粉を飛ばします。
第二次世界大戦後、アメリカから大量に入ってきたブタクサは花粉症の原因としてよく知られていますが、空き地の減少や積極的な刈り取りにより少なくなっています。
飛散時期は8月から9月です。
ヨモギによる花粉症もブタクサと同じくらいみられ、シーズンはブタクサより半月程度遅れます。
