スギやブタクサなどの特定の花粉が鼻やのど、目の粘膜についたときにアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの症状を起こすのが花粉症です。
症状が重くなると、皮膚のかゆみや頭が重い、だるさや不眠、集中力の低下など、全身にさまざまな症状があらわれることがあります。
日本で最も多い原因は、約8割をしめるスギ花粉です。
九州では2月上旬、関東では2月中旬、東北地方では3月上旬から中旬に飛散し始めることが多く、約2カ月間続きます。
花粉は、日中、晴れた日に多く飛散します。
しかし、近年飛散量が増えているヒノキ科の花粉がスギ花粉より1カ月から1カ月半遅れて飛散するので、症状が長引く場合はヒノキ花粉症を併発している可能性があります。