花粉が飛び始めても、抗ヒスタミン薬を飲まずに症状を我慢していて、どうにもならなくなってから薬を飲みはじめるということをしている方もいるかもしれません。
そのようなことをすると、スイッチがONになってしまっているので、薬を飲んでブロックしようとしても、症状がなかなかおさまらなくなってしまいます。
スイッチがOFFにかわらないわけです。
そうしたことを意識した薬の飲み方が 初期療法 というものです。
OFFになっている早い時期から薬を飲み始めて、効果的にブロックしようというものです。
いつ飲み始めるのですか?
抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン薬は、花粉が飛び始めた日か、花粉が飛んでなくても、少しでも症状が出始めたら飲み始めます。
ほかの薬は、効果があらわれるのに時間がかかるなどするので、花粉が飛び始めると予想される日の少なくとも1〜2週間前から飲み始めるというのが初期療法の考え方です。
