かぜによる咳やくしゃみで椎体骨折の危険が増します。
空気が乾燥すると、かぜやインフルエンザにかかる人が増えてきますが、咳やくしゃみといった症状にも注意が必要です。
骨粗しょう症になると、わずかな衝撃や、物を持ち上げたとき、あるいは自分の体の重みで、背骨の骨がつぶれてしまうことがあります。
これを椎体骨折(圧迫骨折)といい、咳やくしゃみをしただけで骨折してしまうこともあるのです。
背骨は椎骨という骨が積み重なってできています。
この椎骨が折れてしまう椎体骨折は、骨粗しょう症による骨折の中ではもっとも多くみられます。
