冬は転倒・骨折をしやすい季節です。
骨が弱くなると、わずかな衝撃で骨折してしまいます。
骨折する方の割合は、年齢とともに高くなり、特に冬になって寒くなると増える傾向にあります。
凍った道や雪などで転びやすいということもありますが、住み慣れた家の中にも危険は潜んでいます。
冬の寒い日でも安全に過ごせますように、毎日の生活を見直してみるのも大事です。
暖房のきいた暖かい部屋から家の外に出ると、急激な温度差で体がぎゅっと縮こまります。
筋肉が硬くなりますので、歩幅が狭くなったり、背中が丸くなったりして、体のバランスが崩れやすくなります。
寒い時期の外出は、いきなり冷たい外気に身をさらすのは避け、出かける前に家の中で数分間足踏みをするなど、ウォーミングアップをして体を温めるようにします。
