病気が原因の骨粗しょう症がありますが、男性も注意が必要です。
骨粗しょう症は女性に非常に多い病気です。
その理由として、健康な方であっても閉経後、女性ホルモンが欠乏し、骨の代謝のバランスが崩れるからです。
加齢や遺伝的な体質、生活習慣なども原因となります。
それ以外にも、糖尿病や甲状腺をはじめとする内科系の病気を持つ方は、骨粗しょう症になりやすいことが分かってまいりました。
なかでも、骨粗しょう症との関連が指摘されている病気の一つに、COPD(慢性閉塞性肺疾患)があります。
COPDの方で、7割近くの方に骨折があるというデータがあるそうです。
喫煙が骨折のリスクとなることがどうもあるようです。
このように、骨粗しょう症は決して女性に限った病気ではありません。
男性でも、病気との関連で骨のチェックが必要な方はたくさんおられますし、ご高齢になると、とくに病気がなくても加齢のせいで骨粗しょう症になる可能性があるのです。
骨粗しょう症のリスクの高い方は、骨のチェックをお勧めしています。
