骨粗しょう症を治療している時の食事は、エネルギーと栄養のバランスに気をつけることが基本です。
必ず避けねばならないという食品は特にありません。
ただし、カフェインやアルコール、食塩や糖分、リンを含む一部の加工食品については摂り過ぎに注意するようにしましょう。
ここまで、骨粗しょう症の予防や改善の中心となる栄養素についてご紹介してまいりました。
主な栄養素の他に、ビタミン類、たんぱく質、鉄分などの各栄養素も過不足なく摂るようにしてください。
そして、食事で摂ったカルシウムを骨に蓄えるには、運動してしっかり体を動かすことも必要です。
このような取り組みは、骨粗しょう症の治療を受けていらっしゃる方だけでなく、現在骨量が十分な若い方にとっても将来の予防につながりますので、早いうちから改善することが望ましいです。
